本を読んだり文章を書いたりするのが好きな方は「いつかは文章を書く仕事をしてみたい」と思ったことが、一度くらいはありますよね?
しかし、文章を書く仕事は難しそうだと思っている人も少なくないはずです。
文章を書く仕事にはどんなものがあるの?
文章を書く仕事って未経験でもできるのかな?
このように思っている方も多いでしょう。
その疑問に現役Webライターの私がお答えします!
今回は現役Webライターがおすすめする、未経験から始められる文章を書く仕事を4つ紹介します。
文章を書く仕事おすすめ4選!徹底比較
文章を書く仕事にはさまざまな種類があります。
文章を書く仕事には特別なスキルが必要なものや難易度が高いものが多いのは事実です。
文章を書く仕事は、だれでも簡単に始められる仕事ばかりではありません。
未経験でスキルもないし、私には文章を書く仕事は無理かしら?
安心してください。
文章を書く仕事には、さまざまなものがあります。
未経験からでも始められる仕事もあるんです!
今回はスキルに不安がある初心者からでも始めやすい、文章を書く仕事を4つ紹介します。
- Webライター
- コピーライター
- ブロガー
- シナリオライター
詳しく紹介していきますね。
Webライター
Webライターとは、Webサイト上の文章を書く職業です。
執筆内容は企業のWebサイトに掲載するコラム記事やネット広告の文章、ECサイトに掲載する商品の説明文など多岐にわたります。
Webライター | |
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初期費用 | 0円 |
平均年収 | 269万~447万円 (参考:キャリアガーデン) |
難易度 | やさしい |
資格の有無 | なし |
Webライターになる方法 | 企業にWebライターとして入社する メディアのWebライターに応募する クラウドソーシングサービスで案件を探して応募する |
Webライターは未経験からでも始めやすいってよく聞くけど、本当に未経験の私でも大丈夫でしょうか?
Webライターは未経験でも始めやすいのが特徴です。
初心者用の案件なら専門知識が必要ないものも多いので、挑戦しやすいですよ。
私も未経験から副業でWebライターを始めました。
副業Webライターが未経験から3万円稼ぐためのロードマップはこちらの記事をご覧ください。
【初心者講座】副業webライターが未経験から月3万稼ぐための完全ロードマップ
コピーライター
コピーライターとは商品やサービス、企業の魅力を伝える広告の文案を作成する職業です。
新聞、雑誌、ポスターなどの紙媒体からテレビ広告やラジオ広告、Webサイトなどの電子媒体にいたるまで、さまざまな媒体に掲載する広告の文言を考えます。
コピーライター | |
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初期費用 | 0円 |
平均年収 | 290万~560万円 (参考:キャリアガーデン) |
難易度 | 難しい |
資格の有無 | なし (広告代理店に就職するなら大卒以上が必須) |
コピーライターになる方法 | 広告代理店に就職する 一般公募の広告賞に応募して受賞する クラウドソーシングサービスで案件を探して応募する |
コピーライターってカッコいいですよね。でも正確にはどんな仕事か知りませんでした。
本当に未経験からでもできるんですか?
コピーライターは広告に添えるキャッチフレーズを考える仕事です。
短い言葉で伝える必要があるので難易度は少し高めです。
コピー(広告文字)ができるまで
- クライアントとのオリエンテーションで広告を作成する商品やサービスの概要、課題、広告の目的、予算などを説明される。
- クライアントとの打ち合わせを重ねつつ、市場調査、商品やサービスなどの研究、ターゲットの設定を経て訴求ポイントを絞り込む。
- コンセプトが決定したら消費者の心に残りやすくて「商品を買う」などの行動を起こさせるような、覚えやすくて説得力のある言い方を考える。
- 考えられた数十~数百本のコピーの中から1本が採用される。
このように1本のコピーが世の中に出るまでに多くの打ち合わせや市場調査が行われます。
また、コピーライターは1つの商品やサービスに対して新鮮でオリジナリティのあるコピーを何十本も考える必要があります。
アイデアがなかなか浮かばず苦労することも……。
初心者が独学で始めるには少々難しいので、コピーライターを目指すならスクールなどで学ぶのが一番の近道といえます。
ブロガー
ブロガーとは自身のブログで日記や記録、情報を公開して一緒に表示される広告によって収入を得る職業です。
記事の閲覧数によって収入が変わるため、最初のうちはまったく稼げず挫折してしまう人も多いのが特徴です。
ブロガー | |
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初期費用 | 0~3万円 |
平均年収 | 0~300万円 |
難易度 | やさしい |
資格の有無 | なし |
ブロガーになる方法 | 自身のブログを開設して記事を書く |
ブログは、どのようなブログがいいんですか?
仕事として稼ぎたいなら、ブログの種類にもこだわるべき?
ブログには無料ブログから有料ブログまでさまざまな種類があるのが特徴です。
収益化を目指すなら有料ブログのWordPressがおすすめ!
WordPressの始め方
- レンタルサーバーを契約する
- 独自ドメインを取得してサーバーとドメインを紐付ける
- レンタルサーバーにWordPressをインストールする
- ダッシュボード(管理画面)で初期設定をする
WordPressの立ち上げ方はこちらの記事で詳しく解説しています。
WordPress(ワードプレス)の始め方|初心者でも挫折しない開設方法を伝授!
シナリオライター
シナリオライターとは、映画やテレビドラマなどの映像作品の脚本のほか、舞台の台本、ドキュメンタリー番組やバラエティー番組の台本を作成する職業です。
近年ではメディアの多様化によってアニメやゲーム、YouTubeなどにも活躍の場を広げています。
映像化されることを前提にした脚本作りをするのが特徴で、役者がどのように演技をして監督やカメラマンがどのように撮影するかをイメージできる高い文書力が求められる職業です。
シナリオライター | |
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初期費用 | 0円 |
平均年収 | 250万~300万円 (参考:シナリオライターの平均年収) |
難易度 | 難しい |
資格の有無 | なし |
シナリオライターになる方法 | 企業に就職する シナリオ公募コンクールに応募して受賞する クラウドソーシングサービスで案件を探して応募する |
シナリオライターは映画やドラマの脚本家のことですよね?
未経験の私ができる職業とは思えませんが……。
シナリオライターといってもジャンルはさまざま。
初心者からテレビや映画のシナリオライターを目指すならスクールへの入学が近道です。
シナリオライターはオリジナル作品をうみだす作家とは違い、基本的には原作の世界観を壊さないように脚本を作らなくてはなりません。
脚本を作り上げるためにクライアントの要望をしっかりと吸い上げ、世界観やキャラがぶれないような脚本作りをする力が必要になります。
初心者が独学でシナリオライターを始めるならクラウドソーシングサービスで初心者用の案件をこなして経験を積むのがおすすめです。
クラウドソーシングサービスではYouTube用のシナリオ案件が多く、主に台本の作成を依頼されます。
YouTubeのシナリオ作成の流れ
- クライアントからお題(キーワードやタイトル)をもらう
- プロット(筋立てや構想のこと)を提出する
- 初稿を提出する
- クライアントからの修正に対応する
- 納品完了
YouTubeのシナリオライターはパソコン1台で始められます。
気になったら挑戦してみましょう!
現役Webライター考察|文章を書く仕事のメリットとデメリット
おすすめの文章を書く仕事の詳細をお伝えしてきました。
文章を書く仕事のメリットとデメリットも知っておきましょう。
私がWebライターを経験して感じた、5つのメリットと3つのデメリットを紹介します。
文章を書く仕事の5つのメリット
文章を書く仕事にはさまざまなメリットがあります。
その中でも特にいいな!と思っているポイントは5つです。
- 低コストで始められる
- 資格やスキルがなくても挑戦しやすい
- 文章力があるとほかの仕事にも役に立つ
- 時間や場所に縛られず仕事ができる
- 自分の経験を書くことで悩んでいる人の役に立つ
クライアントが求めるレベルの記事を期限までに書けば、自分の好きな時間に好きな場所で働けます。
必要なものはパソコン1台のみ!
文章を書く仕事、特にWebライターはマニュアルが用意されている案件が多いので、初心者でも始めやすいのも嬉しいポイントです。
資格は特に必要なく、独学や仕事をこなしながら学んでいくことでライティングスキルが磨かれていきます。
文章を書く仕事は、経験を重ねるほど難しい案件にも挑戦できるようになりますよ。
文章を書く仕事の3つのデメリット
もちろん文章を書く仕事にはデメリットもあります。
どの仕事でも共通していえることですが、良いこともあれば悪いこともあるんです……
- 案件を受注していれば納期に追われる
- 相場より報酬が安いことが多く、報酬は完全出来高制
- 文章を書く以外のスキルを求められることも
案件をクライアントから受注していれば、もちろん締切日があります。
複数の案件の納期が重なるのも珍しいことではありません。
忙しくなると「納期に間に合わないかもしれない」とストレスを抱えることもしばしば……。
また、「誰でも挑戦しやすい仕事」ゆえ、1文字あたり0.1円など低単価で発注されることも多々あります。
低単価案件では、作業量と報酬が見合わないと悩んでしまうこともあるでしょう。
報酬は文字単価や記事単価で決まるため、サラリーマンのように毎月安定した収入ではありません。
クライアントによっては発注数にばらつきがあるため、収入が全くない月が発生してしまう可能性があります。
契約先によっては請求書発行などの事務作業も自分でしなくてはならないこともあります。
事務作業に慣れていない人は、最初は戸惑うこともあるでしょう。
また、仕事を受注するために自分を売り込む「営業力」やクライアントとの「コミュニケーション能力」も必要になります。
文章を書く仕事のデメリットとして、文章を書く以外の作業が発生することを覚えておきましょう。
文章を書く仕事は未経験でもできる?
文章を書く仕事は未経験でもできます。
実際に私も未経験からのスタートですし、私が所属するライティングサロン「SNT」でも未経験からスタートされたライターの方が多く在籍しています。
今回紹介した4つの職業の中でも、特にWebライターは未経験から始めやすい職業です。
最初のうちはなかなか稼げませんが、「学びながら経験を積んでいこう」という気持ちでチャレンジを続けていれば少しずつ稼げるようになっていきます。
Webライターは「初心者向け」「未経験可」の案件も多く、ジャンルも多岐にわたります。
あなたが書けそうなジャンルのものに応募して、経験を積むのがおすすめ。
Webライターで身につけたライティングスキルはブログやシナリオなど、ほかの文章を書く仕事にも応用が可能です。
実際に私もWebライターとブロガーの2つの柱で書く仕事をしています。
Webライターに挑戦してみたいけど、独学だと挫折してしまいそうで不安だわ……
挫折が怖い方に朗報です!
現在SNTの女性ライター集団「書人百花」では、先着300名にライティングのコツを完全解説した「書人の教科書」をプレゼント中です♪
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文章を書く仕事の働き方は?在宅でもできる?
文章を書く仕事にはさまざまな働き方があります。
今回は代表的なものを3つ紹介します。
会社に所属して働く
会社に所属して働き、自社メディアや企業内の案件で文章を書く仕事を担当する働き方です。
未経験から文章を書く仕事で就職するにはどのようにすればいいんですか?
求人サイトで「未経験 (職業名)」と検索するとさまざまな求人が出てきます。
ほかには就職斡旋のあるスクールを卒業して就職をする方法もありますよ!
雇用形態は正社員のほかに契約社員、派遣社員やアルバイトなどさまざまですが、教育をしっかりしてくれる安心感があります。
それだけでなく会社に所属する働き方は、毎月の収入も安定しますね。
文章を書く仕事で安定して実績を積み上げたい方におすすめです。
案件も自分で取りに行く必要はなく会社が受注した案件をこなせば良いので、営業が苦手な方でも仕事を取らなくてはいけないというストレスがないのもメリットでしょう。
一方で、案件が次々と降りかかってきて常に慌ただしく感じたり、決まったメディアでの執筆が主なので仕事内容が限られたりするデメリットもあります。
企業に所属して書く仕事をすると、安定して収入を得られるのが魅力的ですよね。
フリーランスとして働く
企業に属さずフリーランスとして働く人も多くいます。
独立するまでにある程度の経験や実績は必要ですが、仕事の内容や量を全て自分で決定できるので、自分に合わせた働き方ができます。
フリーランスに憧れるけど、仕事ってどうやって探すのかしら?
始めはクラウドソーシングサービスで案件を検索する方法がおすすめです。
ほかには求人サイトで業務委託の仕事を探したり、最近ではSNSで仕事を受注したりする方法もありますよ。
一方で、案件を取ってくるところから請求まで自分でこなさなくてはいけないため、書くことだけに集中できないデメリットも。
また、突然契約を終了される場合もあり「収入が0になるかもしれない」ストレスは常につきまといます。
仕事の内容や量を自分で決められる気軽さはあるものの、今やっている案件が突然終了してしまうかもしれないという不安は常につきまといます……。
忙しくても常に新規案件をチェックして、仕事を切らさないようにするなど対処が必要なんです。
副業で働く
現在は働き方が多様化しているため、副業OKの企業も増えていますよね。
文章を書く仕事は時間と場所を選ばないものが多く、副業として始めるにはぴったりです。
本業の収入があるので、収入に不安を感じずに働けるメリットがあります。
一方で、作業時間が限られているので案件数をこなせない、本業と合わせると労働時間が長くなってしまうなどのデメリットもあるため、スキマ時間を活用するなどの工夫が必要です。
文章を書く仕事は出来高制なので、やればやるだけ稼げる楽しさがあります。
それゆえついつい作業時間が長くなってしまいがち。
しかし常勤の場合、時間外労働が月に80時間を超えると過労死ラインを超えてしまいます!
副業をするなら労働時間に注意が必要です。
未経験OK!文章を書く仕事を始めてみませんか?
今回はスキルや経験がなくても始めやすい、文章を書く仕事を4つ紹介しました。
初心者におすすめの文章を書く仕事4選
- Webライター
- コピーライター
- ブロガー
- シナリオライター
完全初心者から始めるならWebライターがおすすめ!
私が所属するライティングサロン「SNT」では完全初心者からライターを始めた方が多く在籍しています。
私のstand.fmで不定期ではありますが、SNTメンバーと対談をしています。
こちらの記事では、未経験からWebライターを始めたkokekoさんとの対談の様子が書かれています。
【ライター対談】元看護師kokekoさんが語る「書くことを叶える場所」
書く仕事に憧れるけど「難しそう」「経験がない」と悩んでいるあなた!
未経験でも大丈夫です!
しっかりと経験を積めば、ライターとして活躍できるようになりますよ。
挫折が怖い方は「書人百花」の『ウェブライターは場所と仲間が9割』をチェックしてみてくださいね。
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さあ、完全在宅で初心者から始められる文章を書く仕事にあなたも挑戦してみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。