他の人が書いた記事をそのまま使ったら、それは「盗み」です。
Googleサイドは品質を維持するために、コピペした記事・行為にはとても厳しい処置をしていますよ。
Googleから悪質なサイトとし検索順位を下げられり、インデックスされないというペナルティを課せられます。
またコピー元から、著作権侵害で損害賠償請求をされるリスクもあるんです。
最初からドキッとしましたか?
そうならないために、CCD(コピペチェックツール)で毎回自分の記事をチェックする習慣を持ちましょうね。
ライターやブロガーであれば自分の言葉で文章を書くのは当たり前ですが、オリジナルで書いた記事にコピペ率が高く出る場合もあるんです。
対策・回避方法を、わたしの所属しているSNTのチャットツールでのやり取りも合わせてご紹介しています。
ぜひ最後までお読みください。
コピペ率チェックの基本|類似度と一致率の考え方
コピペ率は、類似率と一致率の2つの側面から見る必要があります。
CCD(コピペチェックツール)の使い方の前に、確認しておきましょう。
類似度とは?目安値も紹介
【類似度】50%以下(理想は30%以下)
インターネット上の文章から似たような文章をチェックし判定
表記ゆれに対応している
他の記事と同じ文章があったり、部分的に同じでも数値は高い傾向を示します。
リライトを見破るのは、類似度判定です。
一致率とは?目安も紹介
【一致率】50%以下(理想は30%以下)
インターネット上の記事の文章を細かく分割し、どれだけ一致するか判定
表記ゆれには対応していない
web上の記事と被っている単語を判定し、文章全体に対してどのくらい一致しているのかを「%」で表します。
単語の単位で判定するので文脈などの考慮はなく、比較したサイトと同じ単語が使われていれば一致率に判定されてしまいます。
一致率が高いのはなぜ?
コピペしていないのに【コピー疑い】に!
普通に書くだけで一致率が高くなる分野は存在します。
金融商品の分野や専門分野を解説したもの、およびハウツーものは一致率が高く出る傾向です。
例えばクレジットカードの解約記事などは、その方法の記載がすでにネット上にあるのでどうしても被ってしまいます。
そこにオリジナルな内容は加えるのも難しく、一致率が自然に高い傾向になります。
無料で使えるコピペ率チェックツールCCD|仕組みと使い方を解説
コピペ率を下げるためにも、コピペチェックツールを使いこなしましょう!
コピペチェックツールは、web上に似たような文章の有無を独自のアルゴリズムで計算してコピペ率の判定を無料でしてくれます。
多くのユーザーに利用されていて人気なコピペチェックツールは、CCD(CopyContentDetector)です。
CCDは無料なのに、できることがたくさんあります。
- 無料で調査できる文字数4,000文字(有料版8000文字)
- 回数制限なしで検査時間1~3分の高速チェック
- CSVファイルやテキストファイルのチェックにも対応
- 類似率・一致率・テキスト間判定・文章校正ができる
- ドメイン除外機能を使える
記事が4,000文字以上なら適当なところで分けて使いましょう。
すでに公開した記事をコピペチェックする場合に、除外ドメインを使って判定します。
わたしが所属するSNTでも添削者とのやりとりで、下記の様に必ずコピペ率の報告を毎記事します。
SNTチャットより
CCD(コピペチェックツール)使い方
CCDに使う文章は、すでに公開したわたしの文章を使ってみます。
- 文章を【文書を登録】に張り付けする
- チェックするをクリックする
- チェック完了になったらブラウザを更新する
- 判定
- 上記の文章を【調査対象テキスト欄】にコピペする。その他の設定項目はそのまま初期状態に。(言語モード、クロールチェックの省略、二回検索実行など)
- クリックする
- 右上に、ポップアップされた完了通知が表示されます。(その時の混み具合で変動しますが、ほとんど数分後にできます。)
- 左上の再読み込みをクリックします。
- 画面下にスクロールするとコピペ率の結果一覧が出ています。コピペ率は緑の良好が出ていれば問題ありません。今回類似度54%(黄色で要注意)一致率78%(赤でコピーの疑い)
- 緑の詳細表示をクリックしましょう。
【判定結果】
良好・要注意・コピーの疑い
CCDの6つの詳細項目が表示されますが、見るところは3つです。
【6つの詳細項目】類似度判定・一致率判定・連続文字一覧・テキスト判定・簡易文章校正・クロール判定
【見る項目】→類似度判定・一致率判定・簡易文章校正
類似度・一致率の詳細表示は色でチェックされていますので、どこを修正すればいいかがすぐわかります。
赤と黄色の部分を直していきましょう。
【赤】完全一致を検知
【黄色】一部一致を検知(コピーの可能性が高い)
【青】一部一致と検知(コピーの可能性が低い)
わたしが前に書いた記事ですから、赤ラインばかりですね。コピペ率は高く盗用の疑いが出ています。
わたしが所属するSNTでは、添削者が記事にもチャットにも丁寧にコメントを毎回添削してくれます。
SNTチャットより
なかなかコピペ率が下げられないときに、わたしたちSNTでは【コピペ沼にはまる】と言っています(笑)
簡易文章校正を使っていますか?
CCDでは【簡易校正支援API】を使っての簡易文章校正ができます。
誤字脱字、助詞抜け、漢字の間違い、表記ゆれ、冗長な表現および誤用の疑いを表示します。
簡易文章校正はクリックすると、すぐに結果が下記のように出ますよ。
校正箇所は詳細ページで青く表示されますので、必ずチェックしてください。
便利なスマホ文章校正を知りたい方は、こちらの記事で紹介しました。
テキスト間判定とは
【テキスト間判定】
過去にCCDでチェックした自分の記事との比較
web上の既存記事との比較ではない
自分の同じ記事を何回もチェックすれば数値は高くなりますので、チェック対象外に設定するのもおススメです。
\CopyContentDetectorこちらからどうぞ/
コピペ一致率や類似度に引っかからない!回避対策方法7選
それでは類似率や一致率が引っかからない、7つの回避対策方法をご紹介します。
コピペ率がなかなか下がらない方も、お読みくださいね。
- 同義語の入れ替え
- 記号の変更・削除
- 漢字をひらく・とじる・カタカナ・英語置き換え
- キーワード・単語・文章ごとの削除
- こそあど言葉を削除・使用
- 図・表・箇条書きを使う
- オリジナルを入れる
対策1|同義語の入れ替え
CCDで赤く表示された単語を同義語・類語を調べ、置き換えをしましょう。
SNTチャットより
単語を英語にしたり前後の文章の入れ替えも試してみましょう。
対策2|記号の変更・削除
記事の中の強調したい部分の記号を【】や『』や「」を使ったり、変更や入れ替えたり、状況によって削除も試してみましょう。
また文章の強調を文字色や太字だけでなく記号をうまく使っていけば、文章力の幅も広がります。こちらの記事も合わせてお読みください。
対策3|漢字をひらく・とじる・カタカナ・英語に置き換え
漢字をひらがなに書くことを「漢字をひらく」といい、その反対は「漢字をとじる」と言います。
時々⇔ときどき 多分⇔たぶん
又は⇔または
一致率は単語の一致を見ているだけですから「ひらく・とじる」ことで、一致判定から外れます。
また、カタカナにしたり単語を英語にもしてみましょう。
漢字をひらく・とじるは文章を読みやすくするテクニックでもあります。
SNTチャットより
テクニックの一つとしてひらく漢字の法則を知りたい方は、こちらの記事をお読みください
対策4|キーワード・単語または文章ごとの削除
一致率の高い単語、または文章ごとの削除も一手です。
もちろん、キーワードも該当します。
SEOを意識するとキーワードを何回も盛り込みますし、必要な単語は一致率が高くなるのが当たり前です。
キーワードが連続する場合、キーワードを主語にしなくても文章がわかるように書くのも方法です。
SNTチャットより
文章全体に影響がないのであれば、思い切って文章・段落丸ごとの削除も試してみましょう。
対策5|こそあど言葉を削除・使用
判定は、こそあど言葉や記号と接続詞にも反応します。
しかし、分かりやすい文章にするには、こそあど言葉は使わない方向で記事を書きましょう。
対策のひとつとして、紹介しておきます。
対策6|図・表・箇条書きを使う
ハウツーものであれば「このボタンをクリックしましょう。」などの言葉は、説明文でよく使いますから、判定に引っかかりやすくなります。
図や表または箇条書きで、説明しましょう。
SNTチャットより
対策7|オリジナルを入れる
コピペ率が高いと判定されたサイトを比較して、書かれていない情報を新しい情報として書きましょう。
また条件が許せば、自分のオリジナルとして体験談、意見や感想を入れてみましょう。
SNTチャットより
執筆の際に参考サイトを見ながら記事を書かないで、リサーチの段階でメモを取り自分の言葉で書いていくのが、結局大切なことだと思っています。積み重ねていけば、必ず文章力がアップしていきますよ。
SNTのチャットをいくつかご紹介しました。ライティングサロンをのぞきに来ませんか?
【CCD】コピペチェックツールで毎記事コピペ率確認!一致率の目安|引っかかる原因|回避法7選まとめ
今回の記事では、【CCD】コピペチェックツールで毎記事コピペ率確認!一致率の目安|引っかかる原因|回避法7選をご紹介しました。
Googleからペナルティを受けたり、検索ユーザーから信用を失ったりしないためにも、コピペチェックは欠かせません。
必ず記事コンテンツを作成したあとは、コピペチェックツールを利用する習慣をつけてくださいね。
- 文章を【文書を登録】に張り付けする
- チェックするをクリックする
- チェック完了になったらブラウザを更新する
- 判定
- 同義語の入れ替え
- 記号の変更・削除
- 漢字をひらく・とじる・カタカナ・英語に置き換え
- キーワード・単語・文章ごとの削除
- こそあど言葉を削除・使用
- 図・表・箇条書きを使う
- オリジナルを入れる
リサーチ段階でメモを取り、参考サイトを見ないで自分の言葉で記事を書くようにしたらコピペ率に悩まなくなりました。
自分の文章力も広がっていきます。
またみゅんのしゃべり場でもお読みくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました。