人に読んでもらえる文章を書くには、文才が必要?
文才があったら、心に残る文章がスラスラと書けるのかしら?
webライターを目指す方なら、一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?
「文才」とは生まれながらに持っている文章を書く才能のことを言います。
ではさっそく「文才」がある人の特徴7項目から、あなたに文才があるかないかを自己診断、チェックしてみましょう!
待って待って!チェックしてみて、もし文才がなかったらどうしよう。
文才がなかったらライターになるのは難しいの?
心配はいりません。
「文才」がなくても、webライターとして活躍している人はたくさんいます。
webライターにとって必要なのは「文才」よりも「文章力」。
「文才」と「文章力」は似ているようで違うものなのです。
とはいえ「文才」がある人の文章は、読者の気持ちを掴む魅力的なもの。
できることなら「文才」を手に入れて、自分の書く文章をより良いものにしたいですよね。
そこで、この記事では、文才のある・なしが分かる自己診断チェックリストとともに、「文才」と「文章力」の違いは何か?「文才」のセンスを磨く方法について解説します。
まずは文才があるかどうかをチェックリストで自己診断!
文才がなくても落ち込む必要はありません。
読者の心に響く文章を書くために、文才のセンスを磨く方法を一緒に学びましょう♪
【文才のある・なしをチェック!】特徴7選から自己診断してみよう
「文才」がある人とはどんな人なのでしょうか?
特徴のうち7項目を厳選してみました。
あなたはいくつ当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
チェックポイント
【1】子どものころから本を読むことが好き
【2】小さいころから文章を書く機会が多い
【3】書いたものをほめられたことがある
【4】スピリチュアルなど目に見えないものが好き
【5】考えることが好きである
【6】これだけは譲れないという自分の「思い」を持っている
【7】感情表現が豊かでユーモアがあると言われたことがある
当てはまる項目が5つ以上ある人は、素晴らしい文才の持ち主かもしれません。
これらがなぜ「文才」がある人の特徴にあたるのか、ひとつずつ詳しく見てみましょう。
子どものころから本を読むことが好き
子どものころから本が好きな人には、文才がある人が多いです。
文章に触れる機会が多いということは、人を惹きつける表現方法を多く目にしているということ。
「この人の文章が好き!」と思える作家の名前をすぐに言えればなおさら、自分が好きな文章表現がはっきりしているということになります。
また、本を読むと日常では知り得ない言葉や表現に出会えるため、語彙が増えることにもつながります。
多彩で素敵な表現を使って文章を書く「文才がある」と言われる人には、表現力や語彙力は欠かせないものなのです。
子どものころから文章を書く機会が多い
小さいころから文章を書く機会が多く、また、書き続けていることは、文才がある人の特徴のひとつです。
年賀状には必ず直筆メッセージを添えていたり、友達と交換日記をしていたり、SNSに頻繁に近況を投稿したり、文章であれば何でも構いません。
頻繁に文章を書いてきた人は、他人の目に触れる前に自然と自分の文を推敲し、次の機会にそれを生かして書く経験を積んでいます。
また、文章を書くことが好きで苦にならないため、コツコツと経験を積み上げ、書く力を鍛えてきたことになります。
文才がある人は、小さいころから文章を書き続けている人が多いのです。
書いたものをほめられたことがある
これはまさに、文才がある人の一番の特徴です。
自分が書いた文章をほめられたことがあるということは、相手の心に響くものがあったという証。
誰かの目に留まる文章が書ける方は、文才があると言えます。
スピリチュアルなど目に見えないものが好き
スピリチュアルと文才の共通点は「目に見えない」ということです。
スピリチュアルが好きな方は、実際にあった出来事を単に事実と捉えるのではなく、運命的なものや霊的なものと関連付けて考えますよね。
そのため、目に見えないものと目に見えるものをつなげて考えられるのです。
文章を書くということは、頭の中にある目に見えないもの・思いを形にするということ。
目に見えないものが好きな人には、文才があると言えるでしょう。
考えることが好き
文章を書くためには「頭の中に浮かんだ感情をどのようにして言葉にすれば伝わるか」を考えることが大切です。
文才のある人は、常にそれを頭に置いて文章を書いています。
考えることが好きでないと、文才のある文章は書けないということになるでしょう。
これだけは譲れないという自分の「思い」を持っている
人気の小説やブログを読んでいると、どこかに作者の強い思いが込められているのを感じませんか?
例えば、「世の中の矛盾に立ち向かう」「自分が美しいと思うもの発信する」などの具体的なものだけでなく、「自分と人を比べない」「人を傷つけない」「しぶとく生きる」などの抽象的な思いまで、人気の作品にはしっかりとしたテーマが決められています。
このテーマが曖昧だと、読んでいる人に「何を伝えたいのかわからない」と言われてしまいますね。
譲れない強い「思い」を持っていれば、同じ「思い」を感じている人の心に必ず届きます。
その人にしか書けない文章を書ける人には、譲れない「思い」があるのだと言えます。
感情表現が豊かでユーモアがあると言われたことがある
普段から感情表現が豊か人は、何気ない出来事にも感動できたり、人がつまらないと思うことでも面白く感じられたりという一面がありますよね。
人が感じられないことにも気づけるということは、文章を書く上で強みになるでしょう。
日常の出来事に対して感情豊かに捉えられる人、それを個性たっぷりでユーモアのある表現で伝えられる人は文才があると言えます。
このように、文才がある人には、性格や育った環境が影響している特徴があることが分かります。
私は【2】【3】【7】に当てはまりました!
本を読んだり、目に見えないものが好きだったり、譲れない思いがあるかと言われると、少し悩んでしまいます。
5つ以上当てはまるってすごいですね!
【ライター線をチェック!】文才のある人の手相とは?
文才のある人の特徴をチェックするとともに、文才のある・なしを表す手相も見てみましょう。
有名作家さんに見られるライター線がこちらです。
別名「作家線」とも呼ばれ、頭脳線の先が二手に分かれているのが大きな特徴ですね。
また、頭脳線の傾き方にも意味があります。
- まっすぐ真横に伸びている場合は構成力などを必要とする論文などを書く能力が高い
- ゆるやかに下降している場合は人を感動させる小説などを書く能力が高い
頭脳線がまっすぐ長く伸び、先が大きく枝分かれして下降している場合は、どちらの能力も高いということになりますね。
このライター線のある手相を持っている方は、文才があると言われています。
特徴にも当てはまらないし、ライター線もない!
webライターを目指すのはやめた方がいいの?
私の手にはライター線は見つかりませんでした。
ですが、今もwebライターとしてお仕事を続けています♪
webライターに必要なのは、文才よりも「文章力」。
「文章力」を鍛えれば、誰でもwebライターになれますよ!
文才と文章力はどう違うの?
文才がないと、上手な文章は書けないのでしょうか?
そんなことはありません。
なぜなら、文章を書く能力には「文才」と「文章力」の2つがあるからです。
このように「文才」とは人を感動させるセンスのある面白い文章を書ける能力であり、「文章力」とは読者が満足する正しく分かりやすい文章を書ける能力であることが分かります。
読者の気持ちを文章中に引き込む表現を巧みに使って書く「小説」に必要なのは「文才」です。
必要な情報を分かりやすく正確に伝える「web記事」に必要なのは「文章力」なのです。
文才と文章力は今からでも磨ける能力!
文才は生まれつきの能力と言われますが、今からでも文才のセンスを磨くことはできます。
ここからは、文章力の鍛え方や、文才のセンスはどうやったら磨けるのかをお伝えしますね。
webライターに「文才は必要ない」は本当?
率直に言うと、webライターに文才は必要ありません。
なぜなら、文章力を鍛えれば、web記事に必要な文章は書けるようになるからです。
- 語彙力
- 正しい日本語の使い方
- 文章構成
- 分かりやすい表現方法
- リサーチ力
これらの力を鍛えれば、だれでも記事を書くことが可能です。
人を感動させる文章が書けなくても、文章力があれば「分かりやすく読者が知りたいことを届けられる文章」は書けるようになりますよ。
分かりやすい文章の書き方についてはこちらの記事をご覧ください。
【解決法3選】分かりにくい文章の原因とは?簡単に改善できるツールもご紹介
とはいえ、さらに文才があれば、導入文やまとめの一言でぐっと読者の気持ちを惹きつけることができますよね。
文才を磨くためにはコピーライティングを学ぼう
人の気持ちを動かす・心を惹きつける文章を書くには、文章力とともにコピーライティングを学ぶことをオススメします。
コピーライティングとは「言葉で読者に行動したいと思わせる広告の文章、または技術」のことです。
広告文というイメージが強いですが、コピーライティングには「文才」と重なる点が多くあります。
- 読む人の心に刺さる
- 気持ちに語りかける
- 面白くて口にしたくなる
- 読みやすく頭に残りやすい
そのため、コピーライティングの特徴を学ぶことは、「文才」のセンスを磨くことにつながります。
「文才」がなくても、コピーライティングを学べば「文才」がある人の文章に近づけそうですね!
文章力を鍛え、文才を磨くための文献を知りたい方はこちらの記事も合わせてお読みください。
文章の書き方やコピーライティングの本を紹介しています。
初心者webライターの手元にいつもこの強化書を|厳選ライティング本
書き続けることで文才はついてくる
文才や文章力を磨くためには、学ぶだけでなく、相手のことを考えて文章を書くトレーニングをする必要があります。
ブログを立ち上げて記事を書いたり、SNSで毎日の出来事をつぶやいたり、webライターとして記事を書いたり、とにかく誰かに向けて文章を書くことを続けましょう。
インプットした知識はアウトプットしなければ、あなたの中だけで埋もれてしまい、誰からも見てもらうことがなく消えてしまいます。
見てくれる人がいる場所で、相手にどうしたら伝わるのかを考えながら文章を書き続けていけば、1年後、5年後には良い文章が書けるようになったことを実感できるようになりますよ。
読み手が想像でき、相手の反応が分かるとなおいいですね。
文才と文章力を磨いて読者の心に刺さる記事を書こう
この記事では、文才のある方の特徴7選から、文才と文章力の違い、文才のセンスの磨き方について説明しました。
- 子どものころから本を読むことが好き
- 小さいころから文章を書く機会が多い
- 書いたものをほめられたことがある
- スピリチュアルなど目に見えないものが好き
- 考えることが好きである
- これだけは譲れないという自分の「思い」を持っている
- 感情表現が豊かでユーモアがあると言われたことがある
文才がある方に特徴的な手相は「ライター線」
【文才とは】読者を感動させるセンスのある面白い文章を書ける能力
【文章力とは】読者が満足する正しく分かりやすい文章を書ける能力
- コピーライティングを学ぶ
- 誰かに向けた文章を書くトレーニングをする
webライターに文才はいりません。
文才のある人もない人も、文章力を鍛えれば「読みやすい文章」を書くことは可能です。
ですが「文才がある」と言われるような、人の心に響く文章を書けることは、webライターにとっての強みになります。
文章力を鍛えるとともに、文才のセンスを磨いて、人の心に残る文章を書いてみませんか?
文章力、文才ともに学べるwebライターの勉強は、人生を豊かにします。
ひとりで続けるのが難しければ、ライティングサロンなどに所属して文章を書くのもオススメですよ♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました。