ブログを開設しようとしているあなた、ブログにも「プライバシーポリシー」が必要だとご存じですか?
プライバシーポリシーとは「個人情報の取扱い」について記載された項目です。
「個人情報保護方針(個人情報保護指針)」や「プライバシーステートメント」として設置されていることもあります。
個人ブログだから、読者の個人情報を利用しないわよね。
個人情報を利用しないなら「プライバシーポリシー」は必要ないんじゃないかしら?
残念ながら、それは大間違いです!
個人運営のブログでも、実はコメントや解析、広告などのいろいろなシーンで個人情報を利用しているため「プライバシーポリシー」は必要です。
今回は、プライバシーポリシーを理解した上で作成していただけるよう、プライバシーポリシーの意味や役割、書くべき項目などを分かりやすく解説します。
プライバシーポリシーと一緒に、知っておきたい免責事項についてもお教えします。
- プライバシーポリシーの意味
- プラバシーポリシーのブログでの役割
- プライバシーポリシーに書くべき項目
- ブログの免責事項の意味と役割
- 免責事項に書くべき項目
- 設置の注意点
- プライバシーポリシーの書き方
個人ブログでも設置が必須のプライバシーポリシー。
意味や役割を正しく理解すれば、あなたのブログをしっかりフォローできるプライバシーポリシーが作れますよ!
ぜひ、最後までお読みくださいね。
ブログのプライバシーポリシーを理解しよう
まず「プライバシーポリシー」がどのようなもので、なぜ個人ブログにも必要なのかを理解しましょう。
プライバシーポリシーとは
「プライバシーポリシー」とは「個人情報の取り扱い」について述べてある項目です。
そして、あなたのブログが法律を遵守していることを示す項目でもあります。
2015年9月改正(2017年5月30日施行)から個人情報保護法(個人情報の保護に関する法律)が、個人情報をあつかう全事業者に対して適用されるようになりました。
もちろん、読者の個人情報をあつかうブログに対しても適用されることとなりました。
そうなのね!
そこで、多くのブログにはサイト管理者が個人情報保護のために「収集した個人情報をどう扱うのか」を定めて記載した「プライバシーポリシー」が設置されています。
すなわち、プライバシーポリシーを設置していないブログやサイトは法律を遵守していないこととなります。
では、法律で定められている「プライバシーポリシー」が、ブログに必要な具体的な理由はなんでしょう?
ブログになぜ必要?
「プライバシーポリシー」はあなたのブログの安全性を示す大事な項目です。
本格的にブログを運営するには、アクセス解析をしたり問い合わせに応じたりする必要があり、このとき個人情報を利用しています。
そして、この個人情報を安全に管理し保護していることを示すのが「プライバシーポリシー」です。
あなたもサイトのお問い合わせフォームでメールアドレスの欄を見たことがありますよね?
メールアドレスを入力しないと、問い合わせの返答が来ないので大体の方が入力します。
このメールアドレスも立派な個人情報です。
また、アフィリエイトや広告を表示する際にも個人情報を利用しています。
あなたも、興味があるものに関する広告や最近検索した内容に合わせた広告が、いつの間にかスマホやPCの画面に表示されている経験がありますよね。
これも、アクセスしたユーザーの個人情報を利用し、個人の好みに合わせた広告を表示するシステムを利用しています。
そういうことだったのね!
個人ブログで広告やアフィリエイトを入れるつもりはないという方も要注意です。
自分のブログへのコメントを受けられるよう設定する際に「荒し行為」の対策としてメールアドレス欄を設ける場合もあります。
この場合も個人情報を取得していることになります。
ブログ運営者が取得した個人情報を何も保護せずに放置しておいたら、読者は不安に感じますよね。
「このブログ、危ない」
「このブログにアクセスするのやめよう」
たちまち、読者離れが起こってしまいます。
それどころか、何かトラブルが生じれば炎上することもあり、最悪の場合損害賠償をしなくてはなりません。
それは絶対避けたい事態だわ。
すなわち、「プライバシーポリシー」を設置することで、「このブログは法律を遵守し、個人情報をきちんと保護しています」という意思表示ができます。
「プライバシーポリシー」があることで、読者にとっても「このブログなら安心してアクセスできるし、コメントしたり、商品購入したりできる」と大きなメリットがあります。
このように「プライバシーポリシー」はブログの運営者と読者を安全に結ぶものなのです。
次は、ブログのプライバシーポリシーには何を書くべきかお話しします。
ブログのプライバシーポリシーに書くべき項目
ここでは、ブログのプライバシーポリシーに書くべき項目を「基本項目」と「広告や解析、アフィリエイトに関する項目」に分けて解説します。
基本項目
設けるべき「基本項目」は以下の4項目です。
- 利用目的の特定に関する記載
- 個人情報の管理に関する記載
- 個人情報の第三者提供に関する記載
- Cookie(クッキー)の利用に関する記載
順番に解説します。
利用目的の特定に関する記載
まずは、ブログで取得した個人情報をどのように使用するのかを「利用方法の特定」という形で示しましょう。
ブログ運営者に個人情報を提供した読者にとっては、自分の個人情報がどのようなことに利用されているのか心配ですよね。
そこで、「プライバシーポリシー」内に「利用目的の特定」として、あらかじめ分かっている利用目的を提示しておくのが得策です。
以下のような項目が一般的です。
- ご本人確認のため
- お問い合わせ、コメント等の確認や回答のため
- メールマガジンやDM、各種お知らせ等の配信および送付のため
- お客さまの承諾・申込みに基づく、提携事業者・団体等への個人情報の提供のため
などです。
ここで、私が所属しているライティングサロン「SNT」のプライバシーポリシーを紹介しますね。
SNTのサイトでは利用目的を項目ごとに説明しています。
上の画像のように、まず、「コメント」してくださった方の個人情報の利用目的を説明しています。
画像を見てわかるように、「荒し対策やスパム検出」および「コメントの紹介」が利用目的であることが明記され、データの保存期間についても記載されています。
個人情報の利用目的と一緒に保存期間も明記されていると安心ですね♪
次に個人情報の管理について、情報の保存期間も含めて何を記載すべきか解説します。
個人情報の管理に関する記載
取得した個人情報を適切に管理していることを「個人情報の管理」として記載しましょう。
ブログの運営者は、個人情報を安全に管理するために必要かつ適切な措置を講じる義務があります。
具体的には、パソコンにウイルス対策のセキュリティーソフトを入れておくのはもちろん、SSL(https)による暗号化などの手段を講じましょう。
そして、そのことを明記する必要があります。
私が所属しているSNTでは、以下のような記載にしています。
「個人情報の管理」の項目で、「読者の個人情報の漏洩や滅失、棄損」を防止するために「セキュリティ対策」を講じていることと、「情報を正確かつ最新の状態」とすることを明記しています。
また、画像に示すように「個人情報を適切に廃棄すること」や「本人の申し出により個人情報を開示や削除などする」こと、先程の個人情報は5年で廃棄することも明記しています。
つまり、読者から提供された個人情報の安全な保管と、情報提供者の希望に合わせて個人情報を扱うことを保証しています。
プライバシーポリシーは読者ファーストの項目です。
個人情報を提供しても安心と思ってもらえるようにしましょう。
個人情報の第三者提供に関する記載
ブログでは、アクセス解析や広告サービスなどを利用するために、提供された個人情報を第三者に提供することがあります。
そこで、読者に「提供された個人情報を第三者に提供しても良いか」の同意をあらかじめ得ることが必要です。
ただし、以下の場合はあらかじめ本人の同意を得る必要がありません。
- 法令に基づく場合(警察の捜査など)
- 人の生命または身体および財産の保護のために必要な場合
- 公衆衛生の向上や児童の健全な育成の推進のために必要な場合
- 国の機関などが法令の定める事務を遂行する場合(税務調査など)
参考:個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」
私が所属しているSNTでもこのように明記しています。
「個人情報の第三者への提供について」では、「提供して頂いた個人情報を勝手に第三者に提供することはない」と明言しています。
続いて、この個人情報の第三者への提供とつながりが深い「Cookie(クッキー)の利用に関する記載」について解説します。
Cookie(クッキー)の利用に関する記載
サイトを利用すると「Cokie(クッキー)への同意」を求められるケースが多くあります。
ブログでも「Cookie(クッキー)の利用に関する記載」が必要です。
「Cookie(クッキー)」とは、Webサイトにアクセスした際に付与されるテキストファイルです。
具体的には、利用者のログインID、サイトへのアクセス履歴や訪問回数などの情報が入っています。
あなたがECサイトで買い物をした場合に、次にログインするとあなたの好みに合わせた商品が提示されますよね。
これが、Cookie(クッキー)を利用したシステムです。
Cookie(クッキー)には個人の購入履歴や閲覧履歴、好みやIDなどが含まれるため、個人情報として扱う必要があります。
ブログ運営の際には、二つのCookie(クッキー)に関するアナウンスが必要です。
- 自身のサイトから付与するCookie(クッキー)への同意をもとめる
- 利用する広告サービスやアフィリエイトサービスに、Cookie(クッキー)が利用されることを告知する
そこで、SNTでは2種類に分けて記載しています。
上の上段の画像に示すように、まず、「3).Cookieによる個人情報の取得」の項目でSNTのサイト自体が発行するCookie(クッキー)の説明と利用目的を示しています。
また、下段の「個人情報取得の同意について」の項目は、個人情報の取得の同意も求めています。
上の画像では、「第三者によるCookie(クッキー)の取得について」の項目で、第三者がSNTが発行したCookie(クッキー)を利用することに関する告知です。
また、上の画像の中段「第三者へのCookie情報等の広告配信の利用停止」では「Cookie情報等の利用停止」ができることを述べています。
さらに、上の画像の下段「Cookie情報の送受信の許可・拒否について」では、Cookie(クッキー)に関する設定についても解説しています。
このように、ブログの読者がCookie(クッキー)がどのように利用されるのかを告知し、同意を得る、設定を変更する方法などを案内しましょう。
広告や解析に関する項目
ブログを運営する上で、アクセス解析や広告の表示は重要です。
そこで、「プライバシーポリシー」に「広告や解析に関する項目」を設ける必要があります。
ここでは、ユーザーが多い解析ツール「Googleアナリティクス」と広告サービス「Googleアドセンス」を利用する場合について解説します。
Googleアナリティクス
ブログへのアクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスを利用している場合は、プライバシーポリシーに「使用していること」と「データが収集処理されること」を明示する必要があります。
プライバシーの開示に関するポリシー
サイトやアプリで Google アナリティクスを使用する際は、Google アナリティクスを使用していることに加え、Google アナリティクスでデータが収集、処理される仕組みについて開示する必要があります。
引用:アナリティクスヘルプ「プライバシーの開示に関するポリシー」
そこで、SNTでは以下のように表記しています。
上の画像に示すように、「Googleアナリティクスを使用していること」「Cookieを使用するが、匿名で収集されていること」が記載されていて要件を満たしていますね!
Googleアドセンス
Googleアドセンスは、ブログに広告を表示する広告サービスです。
Googleアドセンスを利用する場合には、プライバシーポリシーに「使用していること」と「Cookieを利用して広告を表示していること」、さらには「無効にできること」を表示するよう求められています。
サイトのプライバシー ポリシーについて
プライバシー ポリシーには次の情報を記載する必要があります。
Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。
Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。
ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。
引用;GoogleAdSenceヘルプ「プライバシーとセキュリティ必須コンテンツ」
SNTもこれに準じた記載をしています。
画像で示すように、「Googleアドセンスを利用していること」「Cookieが収集され、広告が配信されること」「Cookieを無効にできること」の3つをクリアしていますね!
アフィリエイトに関する項目
ブログ内にアフィリエイトを設置する方も多いですよね。
アフィリエイトを設置する場合には、「プライバシーポリシー」には「アフィリエイトに関する項目」が必要です。
ここでは、ユーザーが多い「Amazonアソシエイト」のプライバシーポリシーの書き方について解説します。
Amazonアソシエイトの場合は「Amazonのアソシエイトとして、当ブログ(サイト)は適格販売により収入を得ています。」と明記することが求められます。
乙は、乙のサイト上または甲が乙によるプログラム・コンテンツの表示またはその他の使用を許可したその他の場所のどこかに、「Amazonのアソシエイトとして、[乙の名称を挿入]は適格販売により収入を得ています。」または本規約に基づき事前に許可された内容と実質的に同じ文言を目立つように明示しなければなりません。このような公表および適用法により求められる場合を除き、乙は、事前に文書により許可された場合以外に、本規約またはアソシエイト・プログラムへの乙の参加に関して公式な文書を表示しないものとします。乙は、本規約において明確に認められた場合を除き、甲との関係について不実の表明や誇張(甲が乙を支援、後援または支持しているという表明または暗示を含みます。)をせず、甲と乙またはその他のいかなる個人もしくは事業体との間の関係を表明したり暗示したりしないものとします。
引用:Amazonアソシエイト・プログラム運営規約
この文章をそのまま利用できそうですね!
第三者への情報提供に関しても、読者が安心できる内容にしましょう。
読者ファーストが大事です!
次に、「プライバシーポリシー」と同様に設置すべき「免責事項」について解説します。
ブログの免責事項を理解しよう
「免責事項」は、あなたのブログを守る大切な項目です。
「免責事項」も「プライバシーポリシー」と同様に設置が必要で、あなたもいろいろなサイトで見た経験がありますよね。
では、「免責事項」はブログをどうやって守ってくれるのでしょう?
「免責事項」とは言葉の通り、「責任」を「免ずる」事項です。
ブログの責任の範囲を明確にする項目になり、特にブログ内にアフィリエイトや広告を入れている方に重要な項目です。
あなたのブログで「この○○社製の収納ケースがとてもよかった!」と紹介したとしましょう。
それを見て購入した読者から「蓋の開きがうちの間取りと合わなかった。どうしてくれるんだ。」と怒りのコメントが来ても、あなたにはどうにも出来ないですよね。
商品の特性や形状などの不具合に関しては、あなたに責任はありません。
この「商品に対する責任の所在」などを明らかにするのが「免責事項」で、読者に対してあらかじめ断わりを入れる役目があります。
このように「免責事項」を設けることであなたのブログを守れます。
では、この「免責事項」には具体的にどのようなことを記載すべきなのでしょう。
ブログの免責事項に書くべき項目
免責事項には、「ブログ内で紹介した商品などの正確性や安全性を保証するものではない」旨を明記することが重要です。
そのため、以下の2項目は必ず書きましょう。
- 当ブログの情報で不利益があっても責任を負わないこと
- 100%正確な情報の発信を保証するものではないこと
SNTでは以下のような記載にしています。
上の画像の「損害等の責任について」の項目には、「当サイトの情報により生じた損害の責任を負わないこと」が明記されています。
さらに注目していただきたいのが「当サイトを利用する場合は、自己責任でおこなう必要があります」という記載です。
この一言を加えることで、紹介した情報や商品によるトラブルの回避ができます。
この画像の「当サイトの情報の正確性について」では、「情報について100%の正確性を保証するものではない」こと、さらに「紹介した商品や情報の合法性や安全性も保障しない」ことを明記しています。
これにより、紹介した商品や情報に起因するトラブルを回避可能です。
続いて、免責事項とともに設けるのが好ましい項目について解説します。
著作権・肖像権とリンクに関する記載
ブログを守る「免責事項」とともに「著作権・肖像権」に関する項目と「リンク」に関する項目を設けると、より強固にブログを守れます。
順番に解説します。
著作権・肖像権に関する記載
せっかく書いたブログ記事をそのまま真似されるのは、避けたいトラブルです。
また、記事に合わせて作成した画像や動画をそのまま真似されるのも避けたいトラブルですよね。
そこで、「著作権・肖像権」に関する項目を設けましょう。
逆にあなたが、意図せず著作権や肖像権を侵害してしまう可能性もあります。
そこで、以下の内容を明示しましょう。
- 文書や画像の無断利用を禁ずる
- 著作権や肖像権を侵害している場合には迅速に対応する
SNTも「著作権・肖像権」の項目を設けています。
上の画像中の1項目で「万が一問題がある場合には、お問い合わせよりご連絡…」という記載を設けています。
この記載は、「SNT側が著作権や肖像権を侵害している可能性がある場合には対応する」ことを保証する項目です。
また、2項目で「無断転載」を禁じています。
この2つの項目を設けることで「著作権・肖像権」に関するトラブルを回避可能です。
リンクに関する記載
「リンク」に関する項目を作っておくと、あなたのブログがリンクで拡散する可能性が高くなります。
あなたのブログを読んだ人が「この記事をみんなに知らせたい!」と思った時にリンクに関する記載があると、安心してリンクを貼れます。
「リンク」に関する記載には、トラブルを避けるためにも以下の内容を明示しましょう。
- 当ブログはリンクフリーであること
- 画像の直リンクはNGであること
画像の直リンクをされてしまうと、直リンクを参照される度、こちらのサーバーに負荷がかかります。
そのため、画像への直リンクはNGとしましょう。
設置に関する2つの注意点
プライバシーポリシーや免責事項などを設置する場合には以下の2点に注意しましょう。
- わかりやすい場所に設置する
- 変更したら知らせる
順番に解説します。
わかりやすい場所に設置する
プライバシーポリシーや免責事項は、ブログのわかりやすい場所に設置しましょう。
トップページのフッターやヘッダーの位置に設置するのが一般的です。
SNTでもサイトもトップページのフッターの場所に設置しています。
上の画像のようにTOPページに設置してあれば、読者もアクセスしやすく、内容を確認しやすいですね。
変更したら知らせる
プライバシーポリシーや免責事項は変更があった場合には読者が分かるように知らせましょう。
これらの項目は、読者にとっても重要事項です。
とはいえ、通知するのは手間も時間もかかります。
そこで、「公表」という形で知らせるのが得策です。
SNTでは「プライバシーポリシー」の中に「プライバシーポリシーの変更について」という項目を設けて公表しています。
この画像の「プライバシーポリシーの変更について」の項目に「最新のプライバシーポリシーはこのページに開示されている」ことを記載することで公表を兼ねています。
次に、「プライバシーポリシー」の書き方について解説します。
プライバシーポリシーの書き方
プライバシーポリシーの書き方としては、「コピペOKのひな形を流用して書く」「WordPressを利用している場合は、WordPressの機能を利用して書く」方法などがあります。
ここでは「WordPressの機能を利用して書く」の方法を解説します。
具体的な手順は以下の通りです。
- 管理画面の「プライバシー」にアクセスする
- 「プライバシーポリシーを変更する」をクリックする
- 記載内容を修正して「更新」する
- メニューにプライバシーポリシーを「追加」する
- 「フッター」に設定する
ここでは、実際の画像を見ながら解説しますね。
この例では、「プライバシーポリシー」を修正するケースで解説します。
新規に生成する場合はSTEP3とSTEP4の手順が若干変わりますが、ほぼ同様です。
各STEPで「新規作成」の場合についても解説しますね。
- まずは「管理画面」を開きます。
- ①「設定」から②「プライバシー」にアクセスします。
- ③「プライバシー」の画面の設定にアクセスしてください。
- ④「設定」タブを開きます。
- ⑤「プライバシーポリシーを変更する」をクリックします。
※なお、「新規」にプライバシーポリシーを設定する場合には、上の「新規プライバシーポリシーを作成する」の「生成」を選択する手順です。
- ⑥WordPressでのひな形を利用し、ご自身のブログに合わせて修正します。
- なお、ひな形には、広告配信やアクセス解析ツールの項目がないので、必要に応じて追記しましょう。
- 修正した内容を確認後、⑦「更新」をクリックします。
※新規作成の場合は、⑦が「更新」ではなく「公開」になっています。
- 「管理画面」左側の「外観」から「メニュー」を選択します。
- メニュー画面が開いたら、「メニュー項目を追加」中の⑧「最近」タブの中、⑨「プライバシーポリシー」にチェックを入れます。
- ⑩「メニューに追加」をクリックし、「メニュー構造」に⑪「プライバシーポリシー」が追加されていればOKです。
※なお、新規作成の場合は、⑧「最近」のかわりに「すべてを選択」タブを選んでください。
- 「メニュー設定」で⑫「メニューの位置」で⑬「フッターメニュー」にチェックを入れます。
- ⑭「メニューを保存」をクリックして「プライバシーポリシー」の更新は完了です。
※なお、ヘッダー位置に入れたい場合は「ヘッダーメニュー」にチェックを入れてください。
このようにWordPressの機能を使えば、簡単に設定できますよ!
あなたのブログに一番合う形の「プライバシーポリシー」を設定してくださいね♪
なお、WordPressの「初期設定」については以下のブログで詳しく解説しています。
これからWordPressを導入する方も、導入したけどもっと使いこなしたい方も、是非お読みくださいね。
【まとめ】今すぐブログにプライバシーポリシーを設置しよう!
プライバシーポリシーはあなたのブログの安全性を示し、読者ファーストなブログには不可欠です。
もう一度プライバシーポリシーについて振り返ってみましょう。
- プライバシーポリシーとは
-
「個人情報」の「取り扱い」について述べた項目
- プラバシーポリシーのブログでの役割
-
- 読者の個人情報を適宜管理していることをしめす。
- 読者に安心してブログを読んでもらうために設置する。
- プライバシーポリシーに書くべき項目
-
基本項目
- 利用目的の特定に関する記載
- 個人情報の管理に関する記載
- 個人情報の第三者提供に関する記載
- Cookie(クッキー)の利用に関する記載
広告や解析に関する項目
アフィリエイトに関する項目
- ブログの免責事項の意味と役割
-
- 免責事項は「責任」を「免じる」内容を書く項目。
- 読者に対してあらかじめ断わりを入れる役目があり、ブログを守る役目がある。
- 免責事項に書くべき項目
-
免責事項に書くべき項目
- 当ブログの情報で不利益があっても責任を負わないこと
- 100%正確な情報の発信を保証するものではないこと
著作権・肖像権の項目とリンクに関する項目も設けるとより強固にブログを守れる。
- 設置の注意点
-
- わかりやすい場所に設置する
- 変更したら知らせる
- プライバシーポリシーの書き方
-
- 経済産業省のひな形を利用して書く
- WordPressの機能を利用して書く
「プライバシーポリシー」はあなたと読者を安全に結ぶ懸け橋です。
読者のためにもあなたのためにも今すぐ「プライバシーポリシー」を設置しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。