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前回、「みゅんのしゃべり場VOL.21|初心者におすすめ!クラウドソーシングで仕事を受注する方法!」をお伝えしました。
その続きをお楽しみください。
こんにちは。
書人百花のみゅんです。
ライターとブロガー二つの柱で稼ぐ「書人」を目指して活動してます。
今回も前回に引き続き、『私が初心者だった頃の体験談』をお伝えします。
今回はライティング編です。
ライターになってもうすぐ3年が経つんですけど、
この3年の間、特に初心者だった頃は、
・本当にいろんな壁にぶつかりましたし
・悩んだし
・いろんなことを感じたんですね。
でもだからこそ、この3年経って思うこととかもあって。
なので今回は、私が初心者ライターだった頃に苦労したことだったり、3年続けてきた中で感じること、思うことっていうのをお伝えさせていただきます。
- 初心者ライターとして走り始めたけどなかなか思うようにいかないなーっていう方だったり、
- ライティングの壁にぶつかって挫折しそうだなって思う方とか、
- ちょっと先が見えずに今後どうしていこうかなーって思うような方とか、
そんなライターさんに向けて、何かヒントになればいいなぁという思いでお伝えしていきますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
webライターとして文章を書く難しさ
初心者だった頃に、まず難しいなって思ったのは、web ライターとして文章を書くということです。
まあ、私はもともと文章を書くのが好きでした。
小学生の頃には作文が表彰されたりとか、
趣味で恋愛小説を書いたりとか、
何かと文章にふれてきたなーって思います。
もういっちょ前に、なんか恋愛小説を書いてて(笑)
小学生なので、もうすごい初々しい感じなんですけど。
例えば、
好きな男の子と隣の席になって、消しゴムが落ちた時に拾ってくれて~とか、
せっかくいい感じになってきたのに、けっこう遠いところにその彼が引っ越すことになって涙のお別れとか。
いや~恥ずかしい(笑)
いやでも本当そんな感じで、小説を書いたりもしてたんですよ。
だからなんか、文章を書くのは結構好きだったんですね。
でもやっぱこういう文章って、どちらかといったら、自分の思いとかそういうのを表現するのが好きで書くっていうようなスタンスだったんです。
だからライターで言ったら、まあエッセイとかそういうのの方が近いですかね。
そういう感覚で web ライターを始めたので、やっぱスタンスとして、書きたいことを書いてしまいがちだったんですよ。
でも web ライターって、読者が知りたいことをリサーチしてわかりやすく伝えていくっていう書き方じゃないですか。
このギャップっていうのに最初はくじけそうでしたね。
ていうかもう、くじけてました。
なんかその、記事を書くってなると、よくリサーチされてるキーワードで Google 上位になるように書いていくわけじゃないですか。
いやもうなんか、
いろんな記事が出てるのに、なんで同じように書かなきゃいけないんだろう?
とか、そんな風に思ってて。
そういう風に思ったことないですか?
なんで同じように書かなきゃいけないの?
もうすでにあるなら書かんでよくね?みたいな(笑)
そんなこと言ったらちょっと、 web ライター失格なのかもしれないですけど、
なんかまぁ、私は最初、そんなふうに思ってたところがあって・・・
いいのかな?こんなこと言って大丈夫かな?笑
でもそうだったんですよ。
だからもう、なんかwebライターって何なんだろう?
みたいな感覚が最初はありました。
その、私が最初に思ってたように、やっぱみんな Google 上位を目指して書くので、上位の記事って大体似ているところはあるじゃないですか。
だからこそ、なんで書くんだろうっていう感覚があったんですけど、自分のその伝える技術をつけていくうちに、同じような内容を書いていても
- 読者への伝わり方とか
- 響き方とか
- 最後まで読んでもらえるかとか
そういうのは変わってくるし、
まあ確かにそれは他の人達と似たような内容かもしれない。
でもそこに、信憑性だったりとかオリジナルの体験談とか思いとかも混ぜながら書くことで、より読者に伝わるものも増えるし、そういうその力とか視点とかを培っていくことが結局そのライターとして大事な物っていうのが身について、
SEO 対策ができるライターっていうもの以上に 、
web ライターとしてというか
人として世界が広がるっていうことなんだなーっていうのを、
3年かけて思うようになりました。
同じような内容の記事を書いてても、やっぱ伝わり方とか違うし、webライターって深い仕事なんだなーって思うようになりましたね。
他の記事との差別化の難しさ
そしてその、初心者ライターだからこそ、他の Google 上位の記事をより深く研究したりとか、そういうのをチェックしながら書くので、自分が書く記事も既存の記事と似てしまうような書き方をしちゃうんですね。
最初は自分のスタイルとか書き方とかもわかってないので、どんなふうに差別化を図っていくか。
これもけっこう苦労しましたね。
そして同じブログで記事を書いていくってなると、自分の書き方も、言い回しとか伝え方がやっぱり似ちゃうんですよ。
例えば「仕事 辞めたい」っていうキーワードと「仕事 続かない」っていうようなキーワードだとしたら、やっぱどうしても書く内容って似るじゃないですか。
その中で、言い回しとか伝え方とかそういうのを変えていくっていうのが、
自分の表現の幅がまだないのでちょっと難しかったし、情報を淡々と伝えることで面白みのない記事を書いてしまう。
なんか、
「理想」と自分の力の無さの「現実」
というギャップが、けっこう苦しかったですね。
一つの記事の中でどこに面白いポイントを作ってとか、
どうやったら読者が最後まで読んでくれるだろうとか。
そういうのはだんだん、
記事を書く量とかをこなすうちについていったんですけど、
最初は本当に、そこがなかなか力をつけるのが難しかったです。
執筆スピードの遅さ
そして執筆スピードがやっぱり遅いこと。
これもなかなか苦しかったですね。
「いやこれ、時給にしたらいくらだよ!」って思うので
どんなふうにライティングスピードを速めていけばいいのかとかもわかんなかったし、
執筆するためにはプライベートを削ったりとか、
仕事から帰ってきてから記事を書いたりとか、
そういうふうになるわけですよね。
なのでプライベートとのバランスっていうのにも悩みました。
いや、書くことに時間を使うんだったら、今しかできないことをする方がいいんじゃない?とか
いや、友達と遊ぶ時間も大事だよね?とか。
そういうのをけっこう思いながら、
でもまぁせっかく始めたし、書くのは好きだし、なんか最終的に稼げるようになったら嬉しいし。
っていうような狭間で、もがきながら書きました。
執筆スピードっていうのも、丁寧に書こうって思うからこそで、
良い記事を書こうと思うからこそ時間がかかるところもあったんですけど、
まあ今思ったら、クオリティの高い記事を書こうっていう意識もすごく大事なんですけど、
いかに書くことに慣れていくか。
これもけっこう大事だなって感じます。
もう書いて、納品して、添削とかフィードバックっていうのをもらって、
それで自分の記事を客観視して、また書いて。
そういうそのスタンスを繰り返す中で、自分の得意不得意っていうのが見つかっていくし、書き方の癖とかもわかってきますよね。
で、ペースっていうのもつかんでいけると思うんです。
もちろん完成度の高い記事にしようっていう意識を持って書くのはすごく大切です。
まぁでもあんまりそこに意識がいきすぎると、
やっぱなかなかペースが上がらないし、
それでペースが上がらない・なかなか納品できないっていう自分にまた嫌気がさしたりとか、
力がないんじゃないかなって思ってしまって、
書くことへのモチベーションが下がってしまうところもあるので、
ある程度の意識を持ちながらも、
添削を受けたりとかフィードバックを受けたりとかして
どんどんどんどん磨いていく方が大事だったなーって、今となっては思います。
なのでもし、今あなたがなかなか記事が書きあげられないとか、
相手も納得できる記事じゃないとか、
そういう風に思ってるとしたら、
あなたが思ってるよりも8割とか7割とか、もう半分でもいいと思います。
1人じゃないからこそ続けられる!
こんな偉そうなこと言ってますけど、私自身、3年間記事を書く中で、
その度に、私はチームに所属してるので、
メンバーに泣きついて励ましてもらったりとか
私が抜けるとメンバーに迷惑かけるから、私が辞めるわけにはいかん!
って自分を鼓舞したりとかしながら、ここまでやってこれました。
まあ私は、チームに所属してたっていうのは、私にはすごく合ってたので
ほんとチームにいたことで続けてこれたなって思います。
だからと言ってチームライティングがいいよって言いたいわけじゃないんですけど、
いやもちろん、チームライティングはすごくいいんですけどね?
でもとにかく何が言いたいかっていったら、
ライターを続けるためには
孤独を少しでも感じないような状況とか場所に自分の身を置くこと。
これがすごく大切です。
この、「孤独を感じない場所」っていうのは何でもいいと思うんですよ。
例えば、
- 書いた記事を友達に読んでもらって感想をもらうとか
- Twitter でライティングに対する思いを書くとか
本当、そのやり方は何でもいいと思います。
とにかく、あなたが、孤独に負けないような状況を作る。
それを大事にしてください。
webライターの経験が役に立つと感じるとき
そうやって、くじけそうになりながらも続けてきたことで
今では役に立ってるなーって思うことが、私はたくさんあります。
これは、ライター業でっていうのももちろんあるんですけど、
ライター業以外で力を発揮できたっていうのが
何よりも嬉しかったなーって思いますね。
例えば本業でいったら、
私はディレクターとして台本を作ったりナレーション原稿を書いたりとかそういうのをするんですね。
まあそういう、その、ライターの視点っていうのを持ってるからこそ、
- 分かりやすい構成とか文章とか、そういうのを考えられたり、
- テーマを決める時も世間のニーズっていうのを意識できるようになりました。
そしてライターをしていて良かったなって思った最近の出来事としては、転職活動ですね。
以前ちらっとお伝えしたけど、私は今年度、転職をするんですね。
そのための転職活動の中で、ライターの魅力を感じました。
私はもともと、何かを説明したりとか伝えたりするのがすっごく苦手なんです。
なんかもう、あれもこれも伝えたくなって長ったらしく話しちゃうというか。
わかるわかるって思ってるかもしれないですけど(笑)
そういうところがあるんですよ。
記事を書き始めたときは、そのクセっていうのがやっぱり目立ってて、文章も長くなりやすかったんですよ。
でも添削を受けたりとかいろんな記事を書く中で、
- 一文はなるべく短くすることとか、
- 簡潔に伝える意識を持つようになってから、
普段の伝え方っていうのも分かりやすくまとめようっていうふうに変わっていきました。
なので面接の時に、
- 自分がどういう仕事をしてきたかとか
- どんな風に物事を感じてるかとか、
そういうのを順序立てて説明できるようになったんですね。
本当、ライターをしてなかったらそういう伝え方は出来なかったし、
わりと難易度が高いっていわれてる企業からも内定はもらえなかったと思うんです。
なので内定の通知をもらった時は、
あ~、ライターしててよかった~!
って、心から思った瞬間でした。
こういう転職活動っていうのはなかなか皆がするような経験ではないんですけど、ライターとして培う力っていろんなことに使っていけると思うんです。
例えば
- SEO 対策できます
- 分かりやすい伝え方ができます
- 文章を早くかけます
もうそれだけでも武器ですよね、何をするにおいても。
本当どこでライター活動の経験がつながるかなんてわかんないですし、
どんなことにも活かしたり、応用したりできるのが
ライター、ライティングの魅力だと感じます。
まぁライターの仕事って言ったら
「一文字いくらで稼ぐ」みたいな、
そういうのをイメージする方も多いとは思うんですけど、
でもそれ以上に、
ライティングのスキルさえ身につけば、
記事を書くっていうその先に、たくさんの可能性が広がってると思うんです。
だからもし今あなたが、行き詰まっててなかなか web ライターとしてやってることに意味を感じられないなって思ったとしても、
もう1年、半年、いやそれも長ければ3ヶ月。
ちょっと続けてみてください。
まあね、本当にそうかなって思うこともあると思いますし、
当時の私も、ほんまかいな!と思いながら聞いてるような気がするんですけど。
やめるのはいつだってできるからですね。
もう少し、始めようって思った当時の自分を信じて進んでみませんか?
という今回は、まぁ途中からちょっと熱くなってしまったんですけど。
まあそういう、初心者ライターだった頃の苦労と、
3年続けてきたからこそ思う事っていうの伝えさせていただきました。
まあでも本当に続けるからこそ見える景色っていうのがあります。
ほんと私も続けてきて良かったなって今はすごく思います。
なんか点と点が繋がって線になっていくような感覚。
全部が繋がっていってるような、そんな気がするんですよね。
だからくじけそうになったらいつでもコメント送ってください。
ということで、今回はこの辺で終わります。
よかったら「みゅんのしゃべり場VOL.23|Webライターを独学で勉強したい!効率よく力をつけるには?」もお読みくださいね。
ならね~