「最後まで読んだのに頭に全然残ってない……」
文章を読んでて、このような経験はありませんか?
せっかく時間を使って読んだのに、内容が分からないと悲しいですよね。
実は「文章が頭に入らない」悩みには3つのパターンが考えられます。
- 昔は内容を理解できたが、最近頭に入らない
- もともと読書が苦手で、内容がつかみきれない
- 勉強や仕事関係の難しい読み物だと入らない
私は1番の「昔は内容を理解できたが、最近頭に入らない」だわ。
最近特に内容が入ってこなくて……
私は2番と3番両方かな。
もともと読書も好きじゃないし、仕事の説明書なんて難しくて泣きそうよ。
それはお辛いですね……。
文章が頭に入ってこない原因は人それぞれです。
あなたのパターンと合わせて、原因は何か一緒に考えてみましょう。
- 文章が頭に入ってこない原因
- 文章を頭に入れるための改善策
- 文章を頭に入れるためのお助けツールの紹介
3分ほどで読めますので、最後までお付き合いくださいね。
もちろん、読むのが苦痛だという方は、飛ばして読んでも大丈夫です!
あなたの原因と改善策を見つけて、文章が頭に入らないストレスを軽減してくださいね。
悩む時間とおさらばしましょう♪
文章が頭に入ってこない原因
文章が頭に入らない原因は主に5つあります。
【文章が頭に入らない原因】
ひとつずつ見ていきましょう。
5つの原因で思いつくものがあれば、項目でジャンプしてくださいね!
1.睡眠不足による集中力の低下
文章が頭に入らない原因の1つ目は、睡眠不足による集中力の低下です。
厚生労働省の平成30年度 健康実態調査結果の報告では、日本人の平均睡眠時間は約7時間とあります。
あなたは、寝不足で頭がボーっとした経験はありませんか?
そんな症状が出ていたら、「脳が疲れていて、十分に機能していない」というサインですよ!
人の脳の休息は睡眠時のみ。
つまり、睡眠不足では脳の機能が低下=集中力も低下してしまうのです。
前述の1番「昔は内容を理解できたが、最近頭に入らない」人は、もしかしたら睡眠不足かもしれませんね。
改善策を早く知りたい方はこちら→【改善策1】生活習慣を整えるへ進んでくださいね。
2.落ち着かない環境
文章が頭に入らない原因には環境もあります。
「集中したくても子供がじゃれてくる」「仕事に追われてゆっくり時間が取れない」「周りの雑音が気になる」など、思い当たる節はありませんか?
自分の行動や気持ちが落ち着かない環境では、文章を読んでも頭に入りません。
受験の時は、静かな図書室や自習室など落ち着いた環境で勉強しますよね。
文章を頭に入れるためには、環境を整えることが必要なのです。
パターン1・3番の「昔は内容を理解できたが、最近頭に入らなくい」や「勉強や仕事関係の読み物が理解できない」人に当てはまりそうですね。
改善策はこちら→【改善策2.】読むものに集中できる環境をつくるへどうぞ。
3.理解力・読解力の不足
理解力や読解力不足も文章が頭に入らない原因となります。
専門用語が並べられた本を読んでも、知識がないと理解ができませんよね。
また読解力というのは、全体像が把握できるかどうかです。
例えば、学生時代の国語で「この話は何を伝えたいのか○○文字で答えましょう。」という問題がありましたよね。
指定された文字数で回答を書く問題は、読解力がないとうまくまとまりません。
あなたの国語の成績、特に読解力の問題はどうだったでしょうか?
もし、成績が良くなかったとしても、落ち込む必要はありません。
理解力・読解力は鍛えられます!
2番・3番の「読書が苦手」「難しいものが入りにくい」のパターンは、こちらの原因が濃厚ですね。
改善策はこちら→【改善策3.】記事や本を読み、感想や要約をアウトプットするへGOです!
4.読むものに興味がない
文章が頭に入らない原因の4つ目は、「読むものに興味がない」です。
そもそも、読むものに興味がないと文章は頭に入りません。
これは読むもの限定ではなく、会話でも同じです。
「この本読んだけど、どんな話だったかな?」「そういえば誰かが言ってたけど、何だったかな……」など。
自分が興味無い内容は、残念ながら覚えていないですよね。
人の脳は、自分にとって有益では無い情報は入りにくいのです。
これは悩みのパターン1~3番まで、すべてが当てはまりそうですね。
改善策はこちら→【改善策4.】興味のあるものを読むへ進んでくださいね。
5.病気の可能性(ディスレクシア・うつ病など)
文章が頭に入らない原因は、病気が隠れている可能性もあります。
ディスレクシアは先天性ですので、学生時代に気づくことが多い脳の機能障がいです。
一方、うつ病や脳疾患は、文章が頭に入らないという症状が発症初期にみられる場合があります。
気づかないうちに「うつ病」や「脳疾患」を発病している場合もありますので、文章が頭に入らない原因の一つとして覚えておきましょう。
・あなた自身の違和感がある
・家族や職場の人が異変に気づくなど
何か異変があった場合は、迷わず専門医に相談してくださいね。
文章を頭に入れるための改善策
原因が分かったところで、それぞれの改善策を見ていきましょう。
【改善策1.】生活習慣を整える
睡眠不足による集中力の低下の改善策は、良質な睡眠をとることです。
睡眠時間を長くしても、実は脳が十分に休んでいるわけではありません。
「しっかり寝たのになんだかダルイ」というのは、睡眠の質が悪いから。
食事をしっかりとる・適度に体を動かす・寝る前にゆっくり入浴するなど、基本的な生活習慣を整えましょう。
また、寝る前の室温や明かりも睡眠の質に影響しますので、調節してくださいね。
私もつい見ちゃいますが、寝る前のスマホ画面の明かりも入眠に影響するので、できれば避けた方がいいですよ。
寝る前にスマホ見てました。今夜から気をつけてみますね!
【改善策2.】読むものに集中できる環境をつくる
あなたが落ち着く環境で、集中して文章を頭に入れましょう。
静かな場所が好きな人は一人になれる環境を、逆に人の気配や話し声があるほうが落ち着く人はカフェもいいですね。
また、ポモドーロ・テクニックもおすすめです。
私の所属するライティングサロンSNTメンバーのRINZUさんもInstagramで紹介しています!ほかのメンバーも利用中で、効果を実感していますよ♪
引用:Instagram
あなたが集中しやすい環境を整えてくださいね。
【改善策3.】記事や本を読み、感想や要約をアウトプットする
理解力や読解力の改善には、読書が必要です。
でも、読書しても頭に入らないから困ってます(泣)
ですよね……。そこでおすすめなのが、音読と感想を書き出すことです。
音読を行うと、文字を目で追うのと同時に耳でも情報が入ってくるので、内容が頭に入りやすくなります。
ですが、残念ながら音読だけでは改善できません。
必ず、「読む→書き出す」の作業を行いましょう。
なぜかというと、脳は読んでいるだけでは記憶に残りにくい性質があるためです。
常に新しい情報を取り入れている脳は、それが必要かどうか取捨選択しています。
何度も記憶に出し入れしているものを必要なものと判断するので、内容をアウトプットしてこそ知識として定着するのです。
そして、アウトプットするには内容を再度頭でまとめる必要があります。
つまり「読む→書き出す」という頭の訓練をしていくと、知識が深まり理解力や読解力は自ずと向上していくのです。
webライターをしている私も、知識がない分野の記事を書くのは苦労します。でも、内容を書き出していくと徐々に理解でき、記事として書けるようになるんです。
Webライターは、理解力や読解力以外にも伝わりやすい文章が書けるようになりますので、文章力もUPします。
そして常に「伝わりやすさ」を追求していますので、プレゼン力も上がります!
理解力や読解力をあげるための方法として、Webライターに挑戦してみてはいかがでしょうか?
もしWebライターに少しでも興味を持たれた方は、私の所属する書人百花の公式LINEで、スキルアップするための情報を無料でゲットしてくださいね!
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【改善策4.】興味のあるものを読む
文章を頭に入れるためには、興味のあるものから読んでいくとよいでしょう。
興味があるものは、「もっと知りたい」「続きが読みたい」という気持ちが生まれますので、集中して読み進められますよね。
まずは興味のある分野で、簡潔に書かれている文章で読むことに慣れましょう。
でも仕事や課題のために、興味のないものを読まなければならない場合もありますよね。どうすればいいですか?
そんなときに使えるツールを、次の項目で説明しますね!
興味のないものを読む場合の対策
興味のないものを読むときの対策として、「文章要約ツール」「音読ツール」をご紹介します。
文章要約ツールとは
- 要約したい文章をツールに入れるとAIが自動的に要約してくれるサービス
- ツールとしては「タンテキ」「AI文章要約」「User Local」「ELYZA DIGEST」などがある
音読ツールとは
- 音読して欲しい文章をツール入れると、AIが音読してくれるサービス
- 無料で利用できる音読ツールには「音読さん」「VOICEVOX(ボイスボックス)」「SofTalk(ソフトーク)」「テキストーク」などがある
ここでは、要約ツールの中の一つ「タンテキ」と音読ツールの「音読さん」を少し紹介しますね。
(サービス終了)文章要約ツール「タンテキ」
タンテキは、株式会社バズグラフが開発した自然言語処理AIによる、無料の文章要約サービスです。
要約の機能は7つあります。
【タンテキの要約機能】
- 本文自動抽出
- 圧縮要約
- 文字数指定要約
- 行数指定要約
- ニュートラルマップ
- 重要語句ランキング
- キーワード検索
使用するには、会員登録が必要です。
使い方は簡単で、ログインすると「タンテキmini」の画面が表示されます。
要約したい文章をコピペまたは記事のURLを入れるだけで、瞬時にAIが要約してくれるのです。
試しに、今回はニュースの記事を「3行要約」しましたので、みていきましょう。
要約文:NHKニュース「IMF 経済成長率の見通しを下方修正 中国の景気減速などが影響2022年7月26日 23時32分 新型コロナ 経済影響」より
この画像は1部分のみ載せていますが、要約すると重要と判定された文章・重要キーワードも一緒に表示されます。
重要と判定された文章を教えてくれるので、分かりやすいですね。
1回の要約は10,000文字までなので、段落や章で分けて利用するのがおすすめです。
音読ツール「音読さん」
音読さんは無料登録で1回に5,000文字までが可能です。
使い方は、音読してほしいテキストをコピペして、音声を選んでスタートするだけです。
実際の画像で見てみましょう。
音声の選択肢は10個あり、外国語も英語だけではなく多くの言語に対応しています。
今はAIが進んでいるので、より自然な口調になっています。
違和感もないですよ。
ただし、無料の音読ツールでは、その都度コピペしないと利用できません。
Webの文章を音読する場合には良いですが、読みたい本を音読してもらうためには、向いていませんよね。
本を音読して欲しい場合は……
どうしても本を音読して欲しい方には、「Amazon Audible(オーディブル)」がおすすめです。
「Amazon Audible(オーディブル)」は有料ですが、声優や俳優の方々が朗読しており、臨場感にあふれてて楽しめます。
聞いていると情景が思い浮かぶので、本の内容が目で読むよりも頭に入りやすくなりますよ!
Amazon Audible(オーディブル)は無料お試しができますので、興味を持たれた方は試してみてくださいね。
「文章が頭に入ってこない」焦らずひとつずつ試してみよう!
今回は文章が頭に入らない原因と改善策、便利なお助けツールをご紹介しました。
原因と改善策を再確認してみましょう。
- 睡眠不足による集中力の低下
- 【改善策】生活習慣を整える
- 落ち着かない環境
- 【改善策】読むものに集中できる環境をつくる
- 理解力・読解力の不足
- 【改善策】読書して感想や要約をアウトプットする
- 読むものに興味がない
- 【改善策】興味のあるものから読む
- 病気の可能性
- 【改善策】専門医へ相談
また、必要に応じて無料で利用できる文章要約ツール「タンテキ」と音読ツール「音読さん」をご紹介しました。
「文章が頭に入らない!」と悩まれている方は、お伝えした改善策を試してみてくださいね。
理解力・読解力を向上させたい女性の方は、ぜひ私の所属する「ライティングサロンSNT」も覗いてくださいね。
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\ 読解力を上げるなら文章力も磨こう /
あなたのお悩みが少しでも軽くなりますように……。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。